指す将順位戦 4th season
2019年6月〜2019年12月
ルール集 Ver. 4.1 (2019/06/01)
目次
・ 1. 概要
・ 2. 参加方法 (Ver. 3.1 改定)
・ 3. 進行
−− 3.1. 対局前:日程調整 (Ver. 2.1 改定)
−− 3.2. 対局当日
−− 3.3. 対局後:結果報告
・ 4. 対局
−− 4.1. 対局場・持ち時間
−− 4.2. 千日手・持将棋(Ver. 3.3 改定)
−− 4.3. 接続切れ
−− 4.4. 遅刻・不戦敗 (Ver. 3.4 改定)
−− 4.5. 途中辞退・途中参加・失格 (Ver. 3.4 改定)
・ 5. 順位
−− 5.1. 順位決定 (Ver. 3.3 改定)
−− 5.2. 昇降級・プレーオフ (Ver. 3.4 改定)
−− 5.3. 新規参加者の取扱い(Ver. 3.1 改定)
「指す将順位戦」とは、各々の棋力向上を目的としたネット将棋大会です。棋力の近い方数名でリーグ戦を組みます。各期終了時の成績によって、リーグ間の入れ替えを行います。最高リーグで優勝した方は「指す将名人」の称号と、ちょっとした達成感が得られます。
以下の条件をすべて満たす方は「指す将順位戦」への参加登録が可能です。特に(A)の条件が大事です。
(A) 協調性と向上心があり、仲良く、真剣に将棋が指せること。
(B) 将棋倶楽部24のアカウントをもっており、将棋倶楽部24での適正棋力を把握していること。
(※ 基本的に最高Rで判断しますが、最高Rと現在の棋力がかけ離れている場合はご相談ください)
(C) ツイッターで連絡可能なアカウントをもっていること。
(D) 平均して2週間に1局ペースで対局を消化できること。
(E) 過去に将棋倶楽部24の会員登録削除されていないこと。(Ver. 3.1 より)
なお、指す将順位戦はリーグ戦のため、リーグ表が組まれた後で参加登録を行った場合は、次期からの参加となります。ご了承ください。各期終了時の成績によって、リーグ間の入れ替えを行います。最高リーグで優勝した方は「指す将名人」の称号と、ちょっとした達成感が得られます。
まずは、対局表の「日程」を参考にして、対局者同士で都合をつけてください。連絡手段はツイッターを推奨します。対局日時が決まったら、対局予告にご報告ください。対局ペースは2週間に1局です。
なお、リーグ表における対局日は「この日までに対局してください」という意味ですが、どうしても都合がつかない場合はご連絡ください。「×回戦」の順番に沿って対局していただけると管理しやすいのですが、どうしても都合がつかない場合は順番が多少前後しても構いません。
あまりにも大きな遅滞があると進行に支障をきたしますので、ご協力をお願いいたします。もし多忙などで対局困難な状況になった場合は、質問にて、できるだけ早くご連絡ください。連絡がないまま、対局日までに対局が行われなかった場合、双方不戦敗とします。(Ver. 4.1 より) また、対局者との日程調整で、連絡がつかないなどのトラブルがあった場合も質問にご連絡ください。
対局日が決まったら、本番に向けて精神を集中させましょう。定刻になったら対局開始です。対局の詳細ルールは 4. 対局 に沿ってください。対局が終わった後は、なるべく感想戦をするようにしましょう。
万が一、開始時刻に間に合わなさそうな時や遅れてしまった時は、ツイッターや掲示板などで早めに連絡してください。 4.4. 遅刻 の扱いにあるように、無断での遅刻は不戦敗となってしまう場合があります。なお、当たり前ですが、ソフト指し、代指しなどの不正行為は厳禁です。発覚した場合は永久に参加資格を失うことになります。信頼と仲間も失います。もったいないです。
対局と感想戦が終わった後、勝者は結果報告にご報告ください。事情があり結果報告に書き込むことができない場合は管理人に直接連絡するか、代理で書き込んでもらってください。勝っても負けても、次を向いて頑張りましょう。
また、相手の了承を得なくても、自戦記を書くのは自由とします。
基本的には将棋倶楽部24の大阪道場・レーティング対局室を使用して「15分60秒」の持ち時間で指してください。ただし、対局者同士のレーティングが400点以上開いている場合は、以下の手順を踏んだ上でフリー対局室での対局をお願いします。これは、将棋倶楽部24でレーティングが400以上離れている場合、自動的にレーティングの低い方が先手となってしまうからです。
フリー対局室で指す場合の注意点:
(1) 少なくとも1人は、公認ゲストでログインしてください。
(2) 公認ゲストのログイン時に、相手の棋力と同等の段級位でログインしてください。
(※ 公認ゲストのログイン方法はこちらを参照してください)
千日手は先後を入れ替えて指し直してください。もし振り駒で先後が入れ替わらなかった場合は、初手から▲58玉△52玉▲68玉△51玉▲59玉と指してから始めてください。
持将棋は27点法(27点の場合は後手勝ち)で、宣言法を採用します。自らの手番で以下の条件を満たす場合はそのまま指さずに中断し、勝ちを宣言することができます。ただし、どれか一つでも満たしていないと宣言した側が負けになります。
(A) 宣言側の玉が敵陣3段目以内に入っている。
(B) 宣言側の敵陣3段目以内の駒が玉を除いて10枚以上いる。
(C) 宣言側の玉に王手がかかっていない。
(D) 大駒5点・小駒1点の計算で先手なら28点、後手なら27点以上ある。
※ただし点数の対象となるのは玉を除く宣言側の持駒と敵陣三段目以内に存在する宣言側の駒のみである。
フリー対局において、故意でないネット切断があった場合は、お手数ですが棋譜をなぞって指し継いでください。お互い秒読みに入っていた場合は「早指し2」の時間設定で、それ以外の場合は「15分」でお願いします。ただし以下のいずれかの場合は、切断があった側の負けとします。レーティング対局の場合は、切断によるペナルティはありません。普通に指し直してください。
(A) 2回以上切断してしまった。
(B) 切断のあった側の持ち時間が、相手より5分以上短かった。
万が一、対局に遅れそうな場合は、早急にツイッターで対局相手に連絡してください。対局開始時刻から15分経っても相手に連絡がなく、対局場にも現れなかった場合は不戦敗とします。(Ver. 2.1 より) ただし、対局開始時刻を2日前までに発表していなかった場合は、15分以上遅れても不戦敗としないことにします。(※ 対局者が日程を勘違いしていた、などのトラブルを避けるためです)
しかし、対局開始時刻を2日前までに発表していなかった場合も、その対局日が対局終了日を超えている場合は、15分以上遅れると不戦敗とします。(※ 対局終了日を過ぎているためです)(Ver. 3.3 より)
すなわち、以下の場合に該当する場合は不戦敗となりますので、ご注意ください。同一期内に不戦敗を3回記録した場合、次期以降のご参加をお断りする場合があります。(Ver. 3.4 より)多忙などの理由で対局消化が難しくなった場合、早めに質問などを通じて私にご連絡くだされば、不戦敗と扱わないことにします。(Ver. 2.1 より)
(A) 予定報告に連絡しないまま、対局日までに対局が行われなかった。
(B) 対局相手に連絡しないまま、対局開始時刻から15分遅刻した。
4.5. 途中辞退・途中参加・失格 (Ver. 3.4 より)
やむを得ず対局を継続することが困難になった場合は、途中辞退することを認める場合があります。また、途中で音信不通になったり、他の参加者に迷惑行為を繰り返したりした方に対しては、運営の判断で強制的に失格とする場合があります。(Ver 3.4制定時(2018年9月3日)から適用)途中辞退者が出て空きが生じた場合は、途中参加者を募集する場合があります。途中参加者・途中辞退者の成績の扱いは別途規定します。途中辞退者の方は相当忙しいとお察ししますので、辞退日から1年以上は参加登録を受け付けないことにします。(Ver 2.2制定時(2017年10月2日)以降の辞退者から適用)また、罹災、その他偶発的事象の影響により、物理的に対局の消化が困難になった場合の途中辞退については、運営の判断により参加受付拒否の適用除外とする場合があります。(Ver 3.2制定時(2018年7月8日)以降の辞退者から適用)
次期リーグ戦の順位は、以下のように決めていきます。(Ver. 2.1 より)(青文字:Ver. 2.2 より)
(1) 勝数が多い方を上の順位とします。
(2) 勝数が同じ場合、勝率の高い方を上の順位とします。
※ 例えば[8勝3敗>7勝1敗(途中参加者)>7勝4敗]のように順位を決定します。
(3) 勝数及び勝率が同じ場合、不戦敗数の少ない方を上の順位とします。
(4) 不戦敗数も同じ場合、前期順位の高い方を上の順位とします。
(5) 前期順位も同じ場合、勝った対局相手の勝数の合計順が多い方を上の順位とします。
※ 対局相手が途中参加者の場合は、(その方の勝率)×全対局数(第2期の場合は11局)を勝数とみなして計算します。例えば対象者の成績が7勝1敗だった場合、0.875×11≒9.63勝として計算します。
(6) 上記手順で決まらない場合、参加登録の早い方を上の順位とします。
なお、途中辞退者の順位決定は、辞退後の対局をすべて不戦敗したものとして処理します。
失格者の順位は、各リーグの最下位として処理します。
対局相手が途中辞退者あるいは失格者の場合は、(その方の勝率)×全対局数を勝数とみなして計算します。(Ver. 3.3 より)
本家の順位戦と同じように、成績によって昇降級を行います。
S級で最多勝に輝いた方(ただし、指す将名人を除く) には、指す将名人と次期「指す将名人」の称号をかけた三番勝負の挑戦権が与えられます。 ※指す将名人不参加の場合は、S級の1位と2位で三番勝負を行います。さらに、挑戦権者の勝数が指す将名人の勝数以上だった場合は、挑戦権者に1勝のアドバンテージが与えられます。ちなみに、本家の順位戦では「A級の最多勝者が複数いた場合、プレーオフで指す将名人への挑戦権を決める」というスタイルを取っていますが、正直そこまでやってもらうのも申し訳ないので、最多勝者が複数いた場合は、 5.1. 順位決定 の決め方で挑戦権者を決めます。三番勝負に勝った方は次期の指す将名人に、敗れた方は次期のS級1位になります。
また、各クラスで対象の成績となった方は入れ替え戦を行います。入れ替え戦は一番勝負で、下のクラスの方が勝った場合は、次期のクラスを入れ替えます。
詳しくは、以下の表のようにいたします。(第4期の場合) (Ver. 3.1 より)
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・・・(以下A級2組まで同じ)・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(※ 特例:途中辞退者/途中参加者の扱い) (Ver. 2.2 より)
(1) 途中辞退者の場合、指し分け以上であれば残留とします。(Ver. 3.3 より)
(2) 途中参加者の場合、降級ライン(入れ替え戦対象者)よりも敗数が少ない場合は残留とします。(つまり、『残りの対局を全て勝っていたら残留』という状況であれば残留とします。途中参加者の方は元々昇級しづらいという不利な点があるので、このような扱いとしました。)
(3) 途中辞退者が昇級入れ替え戦対象者となった場合、当該クラス残留者の中で最も順位が上の方、降級入れ替え戦対象者となった場合、当該クラスの降級対象者の中で最も順位が上の方が入れ替え戦に出場します。(Ver. 3.4 より)
新規参加者は、適正クラスの一番下の順位からのスタートとします。
前期参加者は、最後に参加した期が近い順に優先して前期順位が決定されます。(Ver. 3.1 より)
※例えば、第5期指す将順位戦においては、前期順位を第4期に参加された方の順位を最優先し、次いで第3期が最後の参加者>第2期>第1期>新規参加者という形を取ります。